12月7日「お茶の世界をひろげよう」をテーマに研修会を開催。内容は二部構成で、第一部はお茶のブレンド体験、第二部はティーアレンジ実習でした。
第一部では、煎茶、ほうじ茶、紅茶から好きなお茶を2種選び、用意された材料をブレンドしました。煎茶にゆずチップ、パインニードル、レモングラスをブレンドしたお茶はさわやかで思わず「森の貴公子」とネーミング。お茶以外の素材の入ったブレンドティーを敬遠しがちでしたが、お茶と共通項のあるよい素材を適量ブレンドすればおいしいものができることを実感しました。
第二部では、ティーパンチ、本山抹茶のレモンソーダ、ほうじ茶のロイヤルミルクティーの3種を実際に作りました。特に紅茶とフルーツを使ったティーパンチは見た目も華やかで試飲タイムはまるでクリスマスパーティ!すべてのメニューが意外と簡単に作れ、お茶はアレンジ次第でさらに楽しめるといろいろな人に紹介したいと思いました。
研修後のアンケートでは「とても楽しめた」「お茶の世界がグーンと広がった」「さっそく家でやってみたい」などの感想をいただきました。
講師の井川インストラクター、松島インストラクター、ありがとうございました。
受講者のみなさま、また新しい研修を企画しますのでぜひ参加してください。 |
研修担当 日本茶インストラクター 滝澤 静香(16-3808) |
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~参加者の感想~ |
お茶の世界を広げよう。参加してみての感想を一言で言うと、お茶の世界を狭めていたのは、自分自身と気付かされる内容、体験でした。茶のブレンド体験という案内に興味をもったものの、リーフ葉に、ハーブやスパイスを加えることに正直抵抗がありました。しかし、煎茶にほうじ茶、紅茶それぞれに素材となるゆず、栗や生姜のチップ、シナモン、リンゴチップなどちょっとした匙加減で味の変化の広がりにびっくりと感動。グループでブレンドしたお茶のネーミングをつけるのも楽しく、朝目覚めのテイスト、寒い冬外から帰ってきた時に飲みたいなど、ネーミングすることでより味のイメージを具体化していく共同作業も面白かったです。
ティーアレンジでは、ティーパンチ、ほうじ茶のロイヤルミルクティーなど様々なお茶のアレンジを楽しみました。今回参加して感じたことは、基本となるのはやっぱり美味しいお茶があること。美味しいお茶が身近にある環境が守られるようお茶の世界が広がっていけばいいなと思います。 |
参加者 日本茶アドバイザー 伊東 英之 (ア24-14139) |