コロナの影響で2020年3月の開催が中止となり4年、ようやくひなまつり茶会を開催することができました。
日本茶AWARD2023のプラチナ賞受賞茶を、美味しいお菓子と共にゆっくり味わえることをコンセプトに行われ、県内の受賞者2名様がご参加くださり、受賞茶について直接お話を伺うこともできた有意義で楽しいお茶会となりました。
20種類のお茶を1人ずつ順番に淹れていくので、3回程度淹れる機会が回ってきたのですが、審査会でないこともあり、お茶を見てからどのように淹れるのかをご自分で判断するため、淹れ方の勉強にもなったと思います。
お菓子についても、ご自分の中でペアリングを考えていただけるように、吟味した4種類をご用意しました。
ひなまつりのお茶会らしい設えの中で、それぞれのグループが楽しそうにお茶を淹れて味わって談笑している様子が、とても印象的でした。
片付けを含めて時間通りに進行することができたのは、日頃の活動の中で培った皆様の努力と経験の賜物であると、心より感謝申し上げます。 |
担当役員 日本茶インストラクター 岡村 由紀子(05-1259) |
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~参加者の感想~ |
2024年3月2日、ひなまつり茶会~日本茶AWARD2023のプラチナ賞のお茶をたのしむ~に参加させていただきました。
各班ごとに日本茶AWARDの三次審査と同じ手順で一人ずつお茶を淹れていきました。
プラチナ賞を受賞した長峰製茶さんと山本園さんにお越しいただき、出品茶の製造に至る流れやお茶の紹介をうかがいました。茶会の中で、つゆひかり1茶2茶の違いや品種ならではの香り、「焙じ香り紅茶」の黒糖のような甘さを感じることができ、貴重な経験となりました。
20種類のお茶とお菓子をいただきながら、班の中で味や香りの好みを話しながら交流する良い機会になりました。
素晴らしい茶会をありがとうございました。 |
参加者 日本茶インストラクター 北川祥之 (20-4469) |
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ひなまつり茶会に参加しました。受付前は、インストラクターの皆様のプロ感や、会場の念入りな御準備に圧倒され、私は場違いだったと気おくれしていました。その後、参加者の方に優しく声をかけていただいたおかげで、会場の飾りつけに惹かれる余裕も生まれ、ワクワクしながら開会を迎えました。
参加者は、3班にわかれ、各班の世話役の方のリードのもと、参加者が順番に1品ごと班全員に呈茶しました。同じお茶を全員で味わうことで様々な感想が出会い、初めて耳にするような知識にあふれていました。以前、渋谷ヒカリエで参加した時は、自分の感覚だけで味わったのですが、今回、20品に対しての専門的な表現を聞くことができ、とっても新鮮でした。
この会を、「ゆったりと楽しむ会」と勝手にイメージしていましたが、実際は「時間がもっと欲しくなる勉強会」となりました。また参加の機会があれば、2煎目、3煎目もゆっくり味わって、いろいろな意見交換をしてみたくなりました。ありがとうございました。 |
参加者 日本茶アドバイザー 久保田雪子 (ア19-11794) |