掛川市役所煎茶倶楽部『掛川茶飲み比べ』
掛川支部では、掛川市役所のクラブ活動である煎茶倶楽部様から要請を受け、毎月1回講師派遣を行っています。年度始めに、年間スケジュール、テーマを決め、支部メンバーの中から得意分野のテーマ毎に講師を担当しており、今年で3年目です。
7月は、掛川市で茶商をされている杉山喜代志さん(2期生)が講師となり、『掛川茶飲み比べ』を行いました。講師の杉山さんは、掛川地区全域のお茶を扱っており、お茶鑑定のプロ。掛川といえば深蒸し茶ですが、大きくは、粟が岳山麓・倉真川水系・原野谷川水系・東海道より南・大東の5地区に分けられます。当日は、天竜の浅蒸しも加え、6種類の飲み比べとなりました。
講師が特色の説明をした後、外観、香気、水色、滋味をプロ感覚で鑑定。実際に急須で淹れて美味しさを比較しました。日頃、何気なく飲んでいる深蒸し茶ですが、参加者からは『同じ掛川市内でも、特徴がこれほど違うとは・・・。』との感想も聞かれ、とても貴重な時間を過ごしていただけたと思います。
|