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11/7〜10の4日間、世界お茶まつりが開催され、日本茶インストラクター協会ブースを担当しました。
日本茶AWARDの世界観を大切にしたく、狭い空間の中でスタッフの動きの邪魔にならないように、可能な範囲でスタイリッシュな洋寄りの和洋折衷な空間を演出しました。お茶は昨年度のプラチナ賞受賞茶19種類から、タイプの異なる5種類を審査会に近い流れで体験をしていただきました。体験されたお客様からは「楽しさの中にも審査会的な心地よい緊張感もあってお茶はどれも美味しかった」と、概ね良い感想をいただきました。日本茶AWARDを広めるためにも、静岡県での三次審査の参加料とのバランスも考慮して、体験料を200円としましたが、お客様から「200円でこんなに美味しく楽しめて大満足。安すぎます!」と言われました。
最終日に見えた何人かのお客様が「ここは絶対に入った方が良いよ」と言われたと、早々にチケットを買いに来てくださいました。連日お昼頃にはチケットが完売となり、4日間とも満席になりました。体験された方、チケットが買えなくて参加できずに見学されていた方、噂を聞きつけて様子を見に来ていた方等々、日本茶AWARDのPRとして、微力ながらお役に立てたのではと感じました。
短い時間の中で簡単な打ち合わせをしただけなのに、1回目からほぼ完璧に実施できたのは、スタッフの皆様のお蔭であると感謝しております。それぞれの担当箇所を全力で完璧にやり遂げてくださいました。やはり静岡県の会員の皆様はプロフェッショナルであるということを、改めて実感することができました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。 |
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副支部長 日本茶インストラクター 岡村 由紀子 (05-1259) |
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〜 スタッフとして参加された方の感想 〜 |
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私がカナダから帰国の時期と、「世界お茶まつり2019 秋の祭典」とが重なりましたので、日本茶インストラクター協会のブースを、お手伝いさせて頂く機会がありました。内容は、日本茶AWARDの模擬審査であり、昨年度受賞したお茶の中から、5種類のお茶を飲み比べ、一番好きなお茶に投票してもらう、試飲を兼ねた審査の体験です。茶業関係者を始め、一般の若い世代からご年配の方々まで、職業・年齢問わず多くの方々が参加され、5種類のお茶の味をそれぞれ楽しんでおられました。大変好評で4日間すべて満席で大盛況の中終了したとお聞きしています。
そこで私が感じた事は、会場から聞こえてくるお客様の会話内容が、お茶の知識をある程度もっているという事です。これは日本茶インストラクター協会の皆様を始め茶業関係者の日々の活動の成果なのだと思います。私の住むカナダでも日本茶は人気ですが、『日本茶は緑茶』 と言うぐらいしか解っていない方が沢山います。しかし、近年の日本茶は品種、栽培方法、製造方法の違いから生み出される魅力ある日本茶がいっぱいあり、そんな魅力ある日本茶の紹介を、静岡県支部の皆様と一緒に出来た事が、とても良い思い出になりました。そしてチーフを中心に、多くのスタッフが1つになって成功させた今回のイベントは、素晴らしかったと思います。カナダに戻ってもこの経験を活かして、多くの人に日本茶の魅力を発信していきたいと思います。貴重な経験をありがとうございました。 |
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配茶担当 日本茶インストラクター 平井 大介 (15-3699) |
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世界お茶まつり最終日の10日に、協会ブースのスタッフとして参加しました。担当は配茶係です。2名の配茶係が、10名のお客様のグラスに5種のお茶を順に注ぎます。お客様が、お好みのお茶に投票されたら茶器を片づけ、次の回に向けてテーブルをセットします。緊張感もありましたが、お客様の反応が直接感じられ、愉しく気持ちよく審査体験をして頂けるよう心掛けました。お客様をお迎えする時は、滞りなく進行できるようお互いが協力し、チーフを中心にスタッフ全員の気持ちがひとつになり一体感が生まれたように感じました。1日の仕事を終えた後は清々しく、達成感も味わうことができました。
この日は、大分県支部と長崎県支部のインストラクターの方2名が午前、午後に分かれて一緒に配茶係を担当して下さいました。旅先の慣れないブースでテキパキと仕事をこなす姿は刺激になりました。またお茶を介した会話ですぐに打ち解けることができたことも楽しい思い出の一つです。イベントに参加する度に、多くの気づきや学びがあります。このような機会を与えて頂いたことを、心より感謝しています。 |
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配茶担当 日本茶インストラクター 中野 文乃 (16-3816) |
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