バックナンバー

2022年度 地域支部活動報告 　静岡県支部では、地域組織の編成を奨励し、地域支部の位置づけとなる組織に対し、2011年度より公式な認定を行っています。現在、沼津、静岡市、志太、牧之原、掛川、磐周、浜松の7つの支部があります。コロナ禍での活動が3年目となった今年度。感染状況に応じて規制が緩和され、大きなイベントができるようになり、少しづつ活動の幅も広がりました。 [ 沼津支部 ] ■ 9月10日（土） 月見茶会 　沼津港大型展望水門びゅうおにて、沼津支部としては初となる月見茶会を行いました。 　夕刻より三部制の入替制にて開催。前半は駿河湾の夕景、後半は港の夜景と大変美しい中秋の名月を眺めていただきながらの茶会となりました。 　沼津茶3種と“海と月”をイメージして誂えていただいたお菓子を提供しました。限られたスペースではありましたが、地元でとれた稲穂やすすき、野菜や果物もお供えし月見の雰囲気も楽しんでいただきました。 　「申し込んで良かった」「すごく美味しかったです」等のお声も多数頂戴することができ、沼津支部スタッフにとって来年度開催への励みとなりました。 沼津びゅうお会場 スタッフ 日本茶インストラクター 杉山真樹 （09-2363） ■ 11月19日（土） 愛鷹山でのイベント 　沼津市の茶栽培は愛鷹山(あしたかやま)で行われています。 　愛鷹山は駿河湾を望む景色の良い所。その茶畑でお茶を飲み、お菓子を食べて体と心をリセットするイベントを11月19日に実施しました。お茶は沼津産の６種を用意しました。茶葉を展示し、参加者は飲みたい物を選びます。お菓子は、こん太(きんかん)を使った地物のお菓子を選びました。お菓子と共に一杯目を出し、おかわりは１回OKとしました。 　混雑を回避するため予約制とし、10時、11時、13時、14時の時間帯に分けました。各回5席を用意し、他に1か所ペット同伴席を作りました。 　風が吹きやすい地形もあり、午後から風が強くなってきました。そのため、1枠午前に移しても良かったかと思います。お湯沸かしの問題がありますが、中間に30分休憩としても可能かと思いました。昼食時間のこともありますので、今後の改善内容としたいです。 　12月18日、沼津御用邸で沼津支部による「和紅茶を楽しむ会」をさせていただきました。当日は海岸に近い場所で強風で危険なため早く終了いたしましたが、参加された方は一服の紅茶で癒されたと思います。 沼津支部長 日本茶インストラクター 福本薫（03-0681） [ 静岡市支部 ] ■ 4月24日（日） 中村羊一郎先生 講演会開催報告 　4/24講演会には、新茶の繁忙期にもかかわらず多くの会員の参加（64名）があり、お茶の歴史や静岡茶について多岐にわたりお話しいただき、会員からの質問等も多く、有意義な講演会でした。 ■ 1月13日（金） 静岡市歴史博物館グランドオープン式典での呈茶 　令和５年迎春　コロナウイルス感染症にインフルエンザ流行の中新年を迎えましたが、会員の皆様と支部活動が一つでも多くできる年でありますように祈念いたします。 　昨年、静岡市支部開催「静岡茶の歴史＆静岡市歴史博物館開館1/13」（初代館長中村羊一郎氏）の講演会を開催し多くの会員の皆さまから好評をいただきました。 　そして嬉しいことに、新年早々静岡市より関連の依頼事業がありました。「1/13静岡市歴史博物館グランドオープン式典における呈茶」です。徳川家康や今川家など駿府の歴史や文化の発信と共に観光交流の拠点ともなる博物館。そしてＮＨＫの大河ドラマ「どうする家康」が８日放送開始！家康をまつる久能山東照宮をはじめ本県舞台となる中、県内観光も「大河の陣」で熱を帯びています。 ■ 9月10日（土） 月見茶会 　静岡市清水区の展望施設「日本平夢テラス」前庭芝生エリアで２年ぶりの「月見茶会」を開きました。この展望施設は老若男女を問わず県外からのお客様も多く、外国人も訪れます。 　今年9月10日は十五夜「中秋の名月」で満月でもあります。日本平のススキや秋の草花、栗、柿…、虫の声をお茶のお供に「日本平煎茶」と市内産「和紅茶」の２種類のお茶を用意いたしました。来場者との会話も弾み、紅茶の優しい甘みと、煎茶のきりっとした味わいを楽しみながら、日が落ちるのを待ちました。東の山あいから見える大きな黄金色の満月の美しさに自然に拍手が沸き起こり皆さん感動です！「こんなに美しい月を見たことがない」、「お茶、美味しかったわ」、「来年もまたね！」嬉しいお言葉をいただきました。名月…１年で一番美しいお月さまに出会えた「お月見茶会」でした。 静岡市支部長 日本茶インストラクター 吉積惠子 （05-1340） [ 志太支部 ] ■ 7月2日（土） 藤枝ジュニアお茶博士認定講座 　7月2日（土）、藤枝市役所大会議室を会場に、藤枝ジュニアお茶博士認定講座が行われました。藤枝市内の小学5、6年生が参加、志太支部の日本茶インストラクター6名がスタッフとして、藤枝市お茶のまち推進室の職員の方やジュニアお茶博士のＯＢ、ＯＧである藤枝茶楽研究部の学生と共に準備や進行に携わりました。 　内容は、藤枝茶の概要、お茶のいれ方、湯温による味の違い体験、実践を想定した呈茶デモンストレーションなどで、子供たちは熱心に受講し、今年も新たな藤枝ジュニアお茶博士が誕生しました。 　今後、藤枝市のイベントなどで子供たちが呈茶する機会があるかと思いますので、ぜひ飲みに行ってあげてください。 　また、秋の世界お茶まつりでは、藤枝茶楽研究部の中学生、高校生たちが呈茶を行う予定です。子供たちの活躍に応援よろしくお願いします。 志太支部長 日本茶インストラクター 長舩知行 （15-3588） [ 牧之原支部 ] ■ 9月9日（金） 月見茶会 　令和4年9月9日、菊川市プラザきくるでは、ススキや月見団子で飾られた手作りのお月見台の向こうに大きな薄月が上りました。久しぶりの呈茶ができることに感謝しつつ、月見茶会を催しました。ご家族連れや、お友達、きくるの利用者の方々がお集まりくださり、菊川の深蒸し煎茶とおまんじゅうを召し上がっていただきました。秋の涼風が気持ちのよいテラス席では、ゆっくり2煎目も味わいながら、楽しいひと時を過ごしていただけたと思います。 菊川プラザきくる会場 スタッフ 日本茶インストラクター 杉村弓美子（17-3977） [ 掛川支部 ] ■ 6月10日（金） 学習会 　掛川支部では、6月11日にカワサキ機工様のご配慮で会場を提供していただき、学習会を会費制で行いました。講師は沢村信一様。中世の日本茶文化と、歴史認識の検証の大切さを、例を用いてお話くださいました。 　その後、新茶を持ち寄って10種類の互評会をしました。掛川の御林製茶共同組合様のあさつゆがダントツに票を集めました。大変美味しいお茶でした。久々にあさつゆの力強さに出会いました。お土産お茶もあり、参加者は喜んでくださいましたが、10人の参加者だったのは寂しいことでした。 掛川支部長 日本茶インストラクター 戸塚久美子（01-0170） [ 磐周支部 ] ■ 9月21日（水） 磐田駅前での月見茶会 　当日は秋らしさを感じる涼し気な夕方を迎えました。平日の開催でしたが、開始をお待ちの方もいらっしゃって、開始前からやる気と緊張感が湧きました。家族・友達・同僚・おひとり、さまざまな参加形態があり、味の感想を伝えてくださる方やお茶について質問される方など色んな反応もあって、皆さんのお茶を楽しむ姿を直接見ることができて嬉しい気持ちでいっぱいになりました。先輩方々のお茶の紹介や淹れ方は流石だなぁと思いました。私にとって今後生かせるような学びも多く、幸せな時間でした。 磐田駅前会場 スタッフ 日本茶アドバイザー 川合明美 （ｱ21-13068） ■ 12月17日（土） 遠州地方のお茶会 　昨年の12月17日に磐周支部研修会「遠州地方のお茶会」を実施しました。24名の参加者が6組の出展者を時間ごと順番に回り、出展者の自慢のお茶を説明とともに味わいました。 　しずかおり、きらり31、山の息吹（被せ茶）などの品種茶、白葉茶、紅茶、烏龍茶、遠州の番茶、日本茶AWARD受賞茶の紹介、釜炒り茶、山吹撫子、遠赤外線とガスドラムの火入れ違いによる飲み比べなど、個性豊かなお茶を堪能できたと思います。そして、松島県副支部長の配慮で明治製菓様からチョコレート４種を提供いただき、お茶とチョコレートのペアリングを楽しみました。 　松島さん、ありがとう！さらに、磐周支部恒例の玉井美根子さん手作り菓子（喫茶営業許可済）、磐田抹茶とほうじ茶、紅茶のロシェも用意していただき、華やかな研修会となりました。 　感染者増加もあり、開催する責任者としては当日まで気を揉みましたが、参加者皆さまの感染対策のご協力、師走の忙しい中にもかかわらず出展いただいた茶業者の皆さま、無事に実施できましたことお礼申し上げます。 磐周支部長 日本茶インストラクター 山口光宏 （02-0445） [ 浜松支部 ] ■ 3月12日（土）  　浜松茶農協事務所にて浜松支部総会を開催いたしました。総会の後、参加した10名の参加者が、自己紹介や近況報告、支部への希望や活動してみたい内容の提案がありました。 　市内のお茶の活動などの情報交換など、久しぶりに参加してくださった方や初参加の方と交流できたてよかったです。 浜松支部長 日本茶インストラクター 長谷川吉朗（01-0199）