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小澤朗人氏による「病害虫の研修会」が行われました。(10/18)
「お栽培への農薬使用の現状とその安全性について」報告
「新茶シーズンが近づくと、我が家の隣の茶畑で農家のおじさんがマスクをつけて農薬らしきものを散布しています。とっても気になりますし、その近くで遊ぶ子ども達に影響があるのではないかと心配です。」
「『無農薬栽培茶』という表示があるけれど、この表示がないものはみんな農薬を使って作っているんですよね。私の友人は、普通のお茶は一煎めは農薬がついてるからといって捨てているんですよ。本当にそうした方がいいのですか?」
普段お茶を販売している時やイベントで呈茶している時、消費者からこのような質問があり、「一言で簡単に説明ができたらいいな」と思った経験のあるひとも少なくないと思います。今回はまず、お茶栽培に農薬がどのように使われているかを知ろうと考えました。小澤先生は豊富な知識と経験を私達にわかりやすい言葉で説明してくださり、来場者アンケートでも9割以上の人が「受講してプラスになった」と言っています。確かに私達の知識は豊かになりましたが、これを消費者の方に正確に伝えるということになると、今回の研修会ではまだ達成できておらず、今後も継続して取り組んでいかなければならない多くのことにも気づきました。
ステップアップした研修会の開催、県支部のHP上に「Q&A」コーナーを作る、などいろいろな要望も皆さんから寄せられています。今回の研修会をこれからどう活用すべきか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。またご意見、ご要望をお寄せ下さい。
当日、会の運営にご協力下さいました皆さん、本当に有難うございました。
研修担当 加納 昌彦
講師
小澤 朗人 氏
会場
静岡茶市場2F
開催日時
平成20年10月18日(土)
受付:13:30 講演14:00〜
参加者:78名(会員68名/一般10名)14:00〜(受付13:30〜)
テーマ:お茶栽培への農薬使用の現状とその安全性について
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