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茶の鑑定研修会が静岡茶市場で行われました。(3/8)
茶の鑑定研修会を終えて
3月8日お茶の鑑定研修会が茶市場で開催されました。50人が受講者として参加してくれました。10人1組になってテーブルリーダーの指導のもと順次進めてゆきました。講師はインストラクターでもある経済連の山下さんにお願いしました。
はじめに、お茶の鑑定方法の概要を全国茶品評会審査の方法に沿ってパワーポイントで解りやすく説明して頂きました。次に品種茶と欠点茶についても説明して頂きました。40分ほどの説明のあと早速実習に入りました。茶市場1階の拝見場はいつもながらとてもお茶の見やすい会場です。
まず、品種茶9種を資料を片手に外観、香気、滋味と見てゆきます。次に、欠点茶10種も同様に見てゆきます。
講師と、テーブルリーダーの説明とアドバイスを受けながら違いを確認して頂きました。そして、メインの鑑定の実習です。3000円から5000円程度の荒茶20種類を横に並べ、外観を見てゆきます。初めての方には難しく戸惑いもありましたが時間が経つ内に目も慣れてきて10人が合議で並べ替えてゆきます。さらに浸出液で香気、水色、滋味と審査を進めました。審査用語表を見ながら表にコメントを書き込んでゆきます。最後に講師の講評で締めくくりました。
12時半から5時までがあっという間の研修でした。この間補助スタッフの皆さんには朝から茶器の準備、洗い、段取り換え、湯注ぎ、片付けまで大忙しの中的確にこなしてくれました。お陰さまでトラブルもなく無事終了することが出来ました。関係者の皆様に感謝申し上げます。
ブロック長 小島康平
講師
山下 唯好 氏
会場
静岡茶市場
開催日時
平成21年3月8日(日)
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