〜参加された方の感想〜 |
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日本茶インストラクターの大先輩でもある、小島康平講師のもと、「仕上げ茶研修」が行われました。
はじめは、復習のつもりで参加させていただいたのですが、当日の資料を見ると「荒茶」と「湯呑み」の間。何やら楽しそうではないですか。お話が始まると、引き込まれていき、資格を取得頃の、熱い思いがよみがえってきて、ワクワクが止まりませんでした。中でも、ブレンドについては改めて考えさせられました。お茶屋さんに行って1,000円のブレンドのお茶を買います。いつ行っても同じ味、香りなのです。その年、その年でお茶の出来具合は違います。それでも同じで、それがお店の味であり顔で、ブレンド技術の素晴らしさなのです。
それが本当にプロの仕事で簡単ではないというのを、最後に行った「お茶のブレンド体験」ではっきりとわかりました。実は自信たっぷりにブレンドを作りました。しかし、まったく想像していなかった味、香りになってしまったのです。かなり悔しかったです。
また、今後も研修等に参加していけたらと思います。 |
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参加者 日本茶インストラクター 小山 夫美子 (07-1841) |
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今回の研修が私にとってアドバイザーの資格をとって初めて参加するものでした。今までの研修でも興味があり参加したい研修・講座はあったのですが、都合が合わずに参加を見送っていたので、今回の仕上げ茶研修に参加できたことはいい経験となりました。
私はスクールに通いアドバイザーの資格をとったので、講習の中で荒茶から仕上げ茶にする工程の説明や、実習では荒茶を篩にかける作業を体験しました。その際に勉強はできたのですが、短い講習だったので、もっと詳しく学びたいと思っていました。
その点、今回の研修は、荒茶を湯飲みで飲めるまで加工・ブレンドするまでの工程に特化したもので、スクールの時よりも内容の濃いものでさらに知識を深めることができました。特に、荒茶・生仕上げ(火入れ前)・火入れ後のそれぞれのお茶の飲み比べでは、段々と雑味が抜け、香りが強くなることを味わうことができました。また、同じ生産地のお茶でも、火入れの加減によって、香りの弱いお茶から、ほうじ茶のようにこうばしい香りのお茶になることも知ることができました。
これからも研修には積極的に参加し、お茶に関する知識を深めていければと思います |
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参加者 日本茶アドバイザー 森下晋至(ア19-12158) |
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