今年度最初の「初めてのスタッフ研修」が6月13日、掛川市生涯学習センターにて開催されました。これは、日本茶インストラクター、アドバイザー資格を取得されたばかりの方などが、これから県支部事業にスタッフとして参加して頂くための大切な研修です。前半は、スタッフとしての心構えから茶器の扱い方、冷茶の作り方など、基礎的な内容をお伝えしました。後半は実習で、2グループに分かれて「お茶の淹れ方講座体験」と「模擬呈茶体験」。 今年はコロナ対策のため、研修会自体の時間を例年の半分に短縮し、茶器等の道具や動線などの細かい配慮もしなければなりませんでした。そして、茶器を扱う際の説明もコロナ対策バージョンです。時間の制限がある中、スタッフとして本当に必要な事を、ポイントを絞ってお話しましたが、1回きりの研修ではなかなか伝えきれないのも事実です。今後、今の状況が落ち着いてイベントや講座が多く開催される時が来たら、是非、スタッフとして経験を積んで頂き、お茶の素晴らしさを伝えていって欲しいと願います。 研修会開催に際しご協力頂いた皆さま方、ありがとうございました。 |
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講師 研修担当委員長
日本茶インストラクター 松島章恵 (04−0922) |
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〜参加された方の感想〜 |
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今年度「初めてのスタッフ研修」が開催されるということで、先日参加させていただきました。
昨年度日本茶インストラクター資格を取得したものの、その頃は新型コロナウィルスが日本でも猛威を振るい始めた頃でした。結局その年は研修にも参加出来ず、お茶関係の仕事もしていない私にとって、知識や所作が忘れていくのではないかと不安になっていたところでした。 今回の研修では、基本的な心構えなどの講義や、模擬呈茶体験・煎茶の淹れ方体験などの実習をしました。大急須三つを使用したお茶の淹れ方では、手品の様に所作が目まぐるしく変わるので、頭が?となりましたが…。時間が足りなくなる程あっという間の3時間でした。特に、新型コロナウィルス等感染症対策も加えての呈茶・準備・片付けなど実践的な確認が出来て、大変有意義な時間でした。 「新しい生活様式」を取り入れつつ、今回の研修にて学んだお茶のおもてなしの基本はぶれずに、お客様は勿論、家族にも心を込めて淹れていきたいと思います。 今回万全な感染防止対策の中、貴重な機会を設けていただきありがとうございました。 |
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日本茶インストラクター 渡邊千穂 (21-4663) |
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