日本茶アドバイザー専任講師による講義シリーズ 2
初の試みである会員向け資質向上目的の研修、大ベテランの中田吉彦氏の「茶業の概要」に続いて第2回が私の担当でした。講座を終えて正直なところホッといたしました。
講座の準備を進める中で、私がインストラクターを受験した時の2006年版テキストを読み返すと共に、2019年版のインストラクターとアドバイザーテキストを借用し、歴史の部分を比較してみました。内容がかなり見直し・改定されていることを痛感いたしました。そこで、思ったことは、やはり定期的なテキストの差分についてのリフレッシュ研修の必要性です。インストラクターやアドバイザーとしての資質を維持・向上するためには科目全般にわたって、取り組んでいきたい課題ではないでしょうか。
また、今回はコロナ感染がさらに拡大し収まりを見せない中での開催となり、オンライン研修であったことが結果的には良かったと思います。とは言うものの、受講いただいた方々の反応が分かり難いことも事実。コロナが一刻も早く収まり、対面での研修ができることを願うばかりです。
貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。 |
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講師 日本茶インストラクター 三角直道 (11-2791) |
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〜参加者の感想〜 |
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「歴史に登場する“茶”とは」の講座に参加して
日本最古の喫茶記録とされる、永忠が嵯峨天皇に奉ったお茶が、実際どのようなお茶だったのかなど、日本茶インストラクター講座テキストの文献にも登場するお茶について具体的に解説され、興味深い内容でした。この講座に参加して新たな知識が加わり、全体の振り返りの機会になりました。そして、三角講師が自ら足を運んで行かれた、お茶に関係の深い古刹、清見寺と京都栂尾の高山寺にもコロナ感染症が落ち着いた頃、うかがって美味しいお茶をいただきたいです。
私は茶商として、SNSなどを通しての情報発信が必要不可欠ですので、今回の講座内容は話題作りの助けになりました。今後もオンライン講座を通してのフォローアップ情報をお願いいたします。 |
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参加者 日本茶インストラクター 小澤かおる (20-4465) |
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