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〜 参加者の感想 〜 |
私が日本茶インストラクター試験を申し込んだのは締め切り数日前のことでした。「今やらなければもう受験の機会はない、とにかくやってみよう」と決意し、試験勉強に全集中しました。お陰様で無事合格したものの、新型コロナウイルスが発生、何もかもが止まってしまいました。
合格して数年後の初任者研修は、私にとって非常に価値のある時間でした。「とりあえず行けば何とかなる」と事前準備もせず参加したのですが、演習では実技試験以来の人前での発表で緊張してしまい、自分の弱点を改めて認識しました。インストラクション時の細かい注意点を頭に入れながら、しっかり準備を進めていきたいと思います。
最後に、この研修を共にした同期の方々とのつながりができたことは、私の財産です。それぞれバックグラウンドは違っても、「お茶が好き」という点は共通している仲間です。出会いに感謝し、ずっと大切にしたいと思います。 |
21期 日本茶インストラクター 小高亜希子(21-4634) |
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インストラクターの認定をいただいてからはや1年半の時が流れ、コロナ禍もあり人前でお茶を淹れることはありませんでした。研修当日は、不安を感じながら少人数の研修を受講しました。
途中順番に「インストラクション」を指名され、私の番が来た時には頭の中が真っ白になってしまい話の順番が飛んで行ってしまいました。自分の頭でわかっていても何も知らない相手にわかりやすくアイコンタクトを取りにこやかに伝えることの難しさを改めて実感いたしました。
今後は、お友達にお茶を淹れてあげることから徐々に練習していきたいと思い、また子供たちにお茶を飲む習慣を広めるために小学校の教室のお手伝いをして行けたらと考えています。 |
22期 日本茶インストラクター 服部則子(22-4818) |
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「上級煎茶の淹れ方を3分間でプレゼンテーションしましょう」「お茶が畑からお客様の手元に届くまでの流れを5分間でプレゼンテーションしましょう」といった実践をしながら学ぶ研修でした。
私が日本茶インストラクターを受験したきっかけは、日本茶の販売スタッフとして仕事をしているため、お客様にお茶の淹れ方や味を紹介するスキルを磨きたいと思ったからです。
インストラクション技法では、「わかりやすく伝えること」が大切と学びました。わかりやすく伝えるためには、声に抑揚をつける、アイコンタクトや身振りを意識する、専門用語を言い換える、内容の要点を絞るといったテクニックがあります。これは、「あなたからお茶を買いたい」と思えるスタッフができることに共通していました。
研修で学んだことを活用して、自分自身のスキルをより磨き、これからも日本茶のファンづくりに努めていきたいです。 |
23期 日本茶インストラクター 足立采希(23-4962) |
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