2022年度の「初めてのスタッフ研修」は、第1・2回目は対面、第3回目はオンラインで開催しました。対面研修では十分な感染症対策をとり、受講生の代表者に淹れていただいた大急須のお茶や水出し茶の試飲を行いました。「お茶の淹れ方講座体験」では、講座の参加者として自分で淹れたお茶を味わいながら準備や片付けを学んでいただき、「模擬呈茶」では1人1役を担当し、スタッフが分担・協力して行う一連の業務を体験していただきました。
オンライン研修の「淹れ方講座体験」では、受講生の方々には事前送付したお茶と茶器をご用意いただき、講師の実演に合わせて一緒にお茶を淹れた後、感想を伺うなど対面に近い形になるように努め、「模擬呈茶」では主に動画を使って説明を行い、一部はライブにして変化をつけました。
オンライン研修は対面に比べて動画制作やカメラワークの確認などの準備が多く、受講生が体験できる内容に限りがある一方で、コロナ禍でも開催できるなど利点も多くありますから、今後も対面とオンラインそれぞれの特性を活かして実施していけたらと思います。
今年は世界お茶まつりなど、さまざまなイベントが開催予定です。今回受講していただいた方々はもちろん、多くの会員の皆さまがスタッフとしてご活躍いただけることを期待しております。
最後に、研修実施にあたり動画撮影にご協力いただいた会員の澤井さま・市川さま、ご尽力いただいた松島研修委員長をはじめ担当役員の皆さま、事務局の皆さま、ありがとうございました。 |
|
呈茶管理委員長
日本茶インストラクター 石井 由香 (14-3366) |
|
〜参加された方の感想〜 |
|
「初めてのスタッフ研修」を受講し、役員を始め、講師、スタッフ及び事務局の皆様へお礼を申し上げます。
なんとか日本茶インストラクター試験に合格したものの、これからの活動がスムーズにできるのか不安がございました。本研修により、スタッフとしての基礎知識や技能の全体像を掴むことができ、ようやくスタートラインに立つことができ、大変嬉しく思っております。
私が日本茶インストラクターを志した理由は、静岡に生まれ育ち、子供の頃からお茶に慣れ親しんできたこと、妻の叔父が製茶問屋を営んでいることなどがございます。皆様の動機はいかがでしょうか?これから日本茶インストラクターとして活動する中で、皆様の動機やお茶の愉しみ方を教えていただけるのを楽しみにしております。
お茶と静岡をこよなく愛する者として、静岡の茶業の発展に少しでも貢献できるよう取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします。 |
|
7月2日 参加者 日本茶インストラクター 渡邉 誠 (23-4985) |
|
お茶の産地である静岡に移り住んで20数年が経ちました。普段身近にあるお茶を何気なく飲んでいますが、日本茶についてもっと知りたいと思い、去年より通信講座で勉強を始めました。今年4月に日本茶アドバイザー認定を受けましたので、「初めてのスタッフ研修」に参加させていただきました。
今回の研修を通じて、静岡でも東部から西部や山間部から沿海まで産地によってお茶の味にそれぞれ特徴があるというお話を伺うことができ、ますます興味が湧きました。実習の模擬呈茶体験では、イベントや講座などでお客様へ呈茶する際に、皆で連携して作業を行う重要性も認識できました。
研修中にお茶インストラクターの先輩たちが惜しみなく豊富な経験をシェアしてくださり、新人の私には大いに参考になりました。まだまだ学ぶべきことは多いなと感じさせられました。
今後美味しいお茶を求め続けながら、お茶を通じてより多くの人に触れ合うことができればと願っております。 |
|
7月10日 参加者
日本茶アドバイザー 黄 素英(コウ ソエイ)(ア22-13450) |
|