NPO法人日本茶インストラクター協会静岡県支部・静岡ブロック
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磐周支部研修会 「夏摘み晩茶作り体験」 (R5.8/26 茶ピア)
磐周支部研修会 磐周支部研修会
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 会報「茶論」の86号・87号の特集として「ばん茶」が取り上げられるなど、近頃「BANCHA」というキーワードを耳にする機会が増えたように感じています。
 磐周支部に属する袋井市には、茶の原産地を探索し続けた松下智氏のコレクションを保有する「茶文化資料館」があり、茶の利用や製法等、多様性には以前から触れる機会がありました。日本茶インストラクター磐周支部の研修会テーマとして、2023年は「晩茶」をテーマにしようという提案があり、8月26日「夏摘み晩茶作り体験」を行う事が決定しました。
 会員で打ち合わせを重ね、肉厚に育った真夏のチャの葉を摘み取るなどの準備を皆で進めました。研修会当日の天候も願い届き、太陽も参加して風もなく、絶好の天日干し日和となりました。
 県支部会員の皆様も参加され、午前「晩茶について」、「製法について」説明のあと、6班に分かれて、4種の品種茶と事前に用意された7種類の製茶法に各班アレンジを加えて「製茶体験」をしました。肉厚のチャの葉からどのようなお茶ができるのか、研修手帳に書かれた製法を手掛かりに酵素止め(青殺)を行い、天日乾燥をしました。
 午後、各班が作った2種類の晩茶を試飲、更に火入れや、煮出しなどのアレンジを加えて「お薦めしたい一品」を選出、製法披露のあと参加者全員で試飲会を行いました。
 一芯二葉のみる芽ではない、肉厚のチャの葉を使って製茶した茶は、茶の多様性を体感するには十分な素材でした。
 当日は、製茶体験以外にも、日本各地のばん茶の試飲、同日同エリア内で開催されていた美作番茶風「ふくろい煮製天日干し晩茶」製造イベントの見学、特別ゲストとして晩茶研究会会長の松下智氏にもお越しいただきお話しいただきました。
 内容盛りだくさんの充実した研修会でした。
企画・運営 日本茶インストラクター 福田英希(21-4653)
事業名 磐周支部研修会 夏摘み晩茶作り体験
主催 NPO法人 日本茶インストラクター協会 磐周支部
開催日時 令和5年 8月26日(土) 8:40〜15:00
会場 JA遠州中央 茶ピア
内容 冷凍生葉を使って「晩茶」を製造する。班毎に異なる製法で製造し、完成後は出来上がったお茶の披露と試飲を行う。
参加者 24名
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